唐物鶴首在日本的存世量並不多,《大正名器鑑》中列出的鶴首茶入就僅有5例,分別是:
養老鶴首(着色版) 伯爵 酒井忠正氏藏/143
利休鶴首 伯爵 酒井忠道氏藏/145
本願寺鶴首 京都 東本願寺藏/149
龍光院鶴首 京都 龍光院藏/151
漢鶴 侯爵 淺野長勳氏藏/153
另外還有鶴子(鶴の子)2例,分別是:
鶴子 公爵 毛利元昭氏藏/157
漱芳 男爵 住友吉左衞門氏藏/159
其中鶴首,又以利休鶴首較為有名,千利休的大名做銘,自然更廣為人知。當然,日本存世的鶴首、鶴子並不僅限於此,只是這幾件被列入《大正名器鑑》第二卷中,增添了一份明確傳承記載。
近世造假猖獗,但由於對茶道的不熟悉和對唐物審美認知的缺乏,目前尚未能有效瞞騙真正的藏家。當然,魔高一尺,道高一丈,在歷史的長河裡,茶道經歷了有宋以來的1000年,而在日本傳承也長達500多年之久,唐物的傳承始終沒有中斷,相信也不會在這個時代因為造假而戛然而止。
【付属物】蓋三、利休好・古織好・遠州好 仕覆―三、日野間道・卍字緞子・白地一重蔓小牡丹紋古金襴(図版右より) 挽家―桜木、金粉文字家仕覆―有栖川裂道恵作黒漆四方盆 内箱 桐白木 外箱 黒塗面取、金粉文字 添状 徳川家より酒井若狭守あて
【伝来】 千利休―松平上総介―徳川家―島津家徳川吉宗 酒井若狭守忠義
【寸法】 高さ:7.0 口径:2.0 胴径:5.4 底径:3.5 高台 高さ:0.3 重さ:61
漢作茶入,一件偉大的傑作。因屬於利休而得名。
文久元年(1868 年)12 月,酒井若狭守被任命為京都所司代,並從和宮御降家府家茂将軍家拝領。
酒井若狭守一直對茶道用具情有獨鍾,他一直渴望從幕府秘蔵的「青磁吉野山」花瓶,據說他同時得到了這兩個傑作,實現了自己的夙願。
茶入的造型是圓口淺回旋,像仙鶴的脖子一樣。釉色為亮澀的柿子色,底部以下為紅泥色,釉面高低不平。釉面有兩層,一層長時間滴落,直達底部,另一層中間不露,形成台面。底座為圓座,主線切割工整,有三處黑斑。
此茶器造型優美,釉質細膩,也是侘寂風格,難怪受到利休的重視。
『麟鳳亀龍』『名物記』等書中都有描述。
漢作唐物茶入。
大名物。
利休が所持していたのでその名があります。
その後長く幕府の代物でしたが、文久元年十二月、酒井若狭守が京都所司代とし和宮御降家につき斡旋するところがあり、その功により家茂将軍より拝領したものです。
酒井若狭守は平常より茶器を最も愛し、幕府秘蔵の「青磁吉野山」の花入をも熱望していましたが、この縁につながり、同時に二つの名物を得て宿願の所願を果たしたといわれます。
姿は口造りが丸みをもち、捻り返しが浅く、鶴の首のごとく、まっすぐにのびた首の中ほどに、沈筋が半周しています。
釉は光沢のある渋柿色で、裾以下が赤みを帯びた色土がみえ、高低不同、その中に三ヵ所共色の釉なだれがあり、その一つは長く垂れて底際に達しています。
他の一筋は中ほどに露をとどめて置形となっています。
底には円座を付けていて、本糸切も整然としていますが、黒いしみ模様が三ヵ所にあります。
格好優美・釉質精良、しかも大佗び無類で、利休が珍重したことがうなずける茶入です。
『麟鳳亀龍』『名物記』などに記載。
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